誰がなにをどう取ったって思ったっていいじゃない、そもそも誰もそんなこと気にしちゃいない。……と言いたいけれど、迷ってしまうときは迷うのだ。些細なことも言えなくなって、度重なると安全地帯から出莊陳有られず無口になる。
　
　それじゃなにも伝わらないし、始まらない。
　カッコつけてないでどんどん書けばいいよって、分かっているんだけどね。

　ほら、ここまで書いたことももう後悔しはじめているんだ。
しばらくしてからバルコニーに出て水やりをしていると、赤いトマトだけコンクリートの上に落ちていて、それを鳥がまた熱心に食していた。こんなに近くにいるのにと、わたしの方が驚いてしまい、水の方向を変える。
　落ちたトマト、次の日にはきれいになくなっていた。
　
　その数日後、赤くなって少し傷の入ったトマトをふたつ取って、同じ場所にに置いておいたのだけど、少しも触れられないまま崩れて来てしまった。

　また来ればいいのに。来てもいいのに。
　
　わたしなら、トマトはスーパーで買卓悅Biodermaえるから。
春に植えたクレマチス。ひょろひょろと伸びてやっとひとつ花が咲いた。
　クレマチスにも色々な系統やって、これは「プリンセスダイアナ」という。

　実は、クレマチスといえば大きめな花がバーンと開いてたくさん咲いて、雄しべや雌しべもくっきり鮮やかで見てると目が回りそう……という印象を持っていてあまり好きではなかった。でも、この花は可愛い。こういうのもあるんだなら、ほかにもいいなと思ったクレマチスはどれも、下向き加減の小さめな花を咲かせる種類だった。

　曇りがちだったけれど暑い暑い一日。この写真一枚を撮るのに、ベランダで汗をかいてしまった。

　今日はここまで。
　書くのは好きなので、なにか書きたいと思うのだけど、今日はナニモナイ。
　ナニモナイってどういうことだろう。まさか何もしないで一日中ソファーに寝っ転がっていたわけでもないのに。
　
　いや、一日中ずっと寝っ転がっていたなら、そのこと白鳳丸功效を書くだろう。寝っ転がって何を考えていたのか考えていなかったのか、そもそもどうして一日中ソファに寝転がっていられたのか、それはまさしく非日常だから、それだけでいろんなことが書けそうだ。